脳内だけでの処理能力は想像以上に低い!悩みは紙に書くのが一番だと思う理由

悩みを解決するのに紙に書き出す方法は超有効だった

タスクや情報、思考などを書き出して整理する手法は多くありますね。実際、アナログツールで思考を整理する人は多いでしょう。

一方、なぜか悩みや不安な感情など、自分の内面について紙に書き出して整理する人は少ないように感じます。

頭で考えてスッキリしないことを紙に書きだしたところで、簡単に解決できるはずがないと思うからでしょうか。誰にも見せないとはいえ、ちょっと気恥ずかしいのもあるでしょう。 

赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考」は、紙に書き出すことで思考をクリアにするトレーニング法について書かれた本です。

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

この方法は、論理的に話を組み立てる・事業プランを考え出すなど、ビジネス的な思考力を身につけるのに役に立ちますが、自分の感情や思考を整理するのにもとても有効です。

実際 、この方法で思ったことはなんでも紙に書き出すようにしてから、もやもやひっかかっていたことが晴れて、自分の考えがずっとクリアになりました。 

 

なんで紙に書き出すと整理されるのか

最近、紙に書き出して考えるパワーについて気付いたたことがあります。

 

79×67

 

頭の中で計算できますか?

結構大変なはずです。

 

では、紙とペンがあればどうでしょう。

 

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30秒もあれば難なく答えにたどりつけますね。

 

頭の中に7967の数字を思い浮かべることは簡単なんだから、そのままささっと計算できても良い気がしませんか?もちろん、実際はそう簡単にはいきません。 

感情も同じだと思うのです。自分の感情は頭の中で整理できると思いがち

だけど、脳内だけで考えることと紙に書いて整理することとの差はこの計算と同じくらいあると思います。自分が思っている以上に脳内だけでの処理能力は低いのです。

 

不安や悩みというのは、整理しているうちに70パーセントは解決しまうらしいですね。

新訳 道は開ける (角川文庫)

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紙に書き出して整理してみたら、ずっと悩んでいたことが意外とあっさり解決してしまうかもしれません。